今回はお家の前に日本家屋の権威、犬伏先生とある場所にやってきました。
ある場所とは、愛媛県が世界に誇ることのできる道後温泉ですね。
犬伏先生の解説を聞きながら見ていきましょう。
道後温泉は建物によって建てられた年代が異なるそうで、現在一番古いのはこちら、正面入り口向かって左のこの建物だそうです。
明治27年、つまり115年前に建てられたそうです。
温泉の湯気を受けながら115年も建っているのはすごいですよね。
正面から左側に回ってみましょう。
話がそれますがここが昔の正面入り口だったそうですよ。
ここでもポイントを一つ。
大きな軒ですね。
こうすることで雨が木材にあたりにくくなるそうです。
「大きな軒を作るには大変な技術がいるのです。」と犬伏先生の解説です。
現代でもこういった技術を引き継ぎ家造りに生かしている家があるということでお家に行ってみましょう。
前置きが長くなりましたが、今回はこちら!西畑建設のお家です。
どうですか?この立派な建物。
木がむき出しになっていますね。
最近はあまり見かけなくなりましたが、こうすることで雨に濡れてしまってもすぐ乾き、結果腐りにくくなるそうです。
こちらは部屋内の土壁です。
きちんとしたものを作ろうと思うのならこの壁を乾かすだけでも、なんと2ヶ月もかかってしまうんだそうです。
大工の西畑さんにお話を伺いしました。
毎回思うのですが家に対する思いは本当に大きく、真面目な方なんですよね
見学会も開催されます。
一度ご覧になってはいかがでしょうか?(駐車場に限りがあります、お問い合わせの方必ずお願いします。)