西畑建設が今回紹介する家は、松前にある福田寺の庫裏(くり)です。(庫裏の説明は後ほど)
出演はいつもの名物社長(西畑社長)
プラス日本家屋のプロフェッショナル(今は言えません。)
なにやら前方に怪しい影が・・・!映画「羅生門」の1シーンのような仁王立ちで待ち構えている人物はいったい!?(ばればれですが・・・・。)
こちらが今回新しく建て直した庫裏(くり)です。庫裏とは、その寺院の僧侶の居住する場所、また寺内の寺食を調える、つまり台所を兼ねる場所のことをいいます。簡単にいえばお坊さんの住まい(現代では)ですね。
この玄関を見てください!200年前そのままを復元されているという今回の建物、それにしても日本の美というか、美しいの一言です。
本堂の方を覗くと、またまた怪しげな人物が座っています。(とりあえず引っぱります・・。)
今回出演していただく、日本家屋のプロフェッショナルこと東雲女子短期大学 教授 犬伏 武彦さんに庫裏内部を案内していただきました。(ここで西畑社長は少し休憩。)
犬伏先生に、このお寺・庫裏(くり)の歴史や理念等、200年の時を越えて受け継がれて来たものの大切さや思いを熱く語っていただきました。
こちらは、勝手口(といっても立派な玄関でした。)の正面右隅にある【韋駄天】という神様を祀っている場所です。【韋駄天】といえば、よく走る神様とか、それに転じて、足の速い人、ということをイメージしてしまいますが、それは俗説で、僧の住居の守護や、食料調達が出来る天と言う信仰から禅寺の厨房に置かれる場合があるようです。(また一つ勉強になりました。)
ここは台所と続き間になっている居間です。この床は杉材を使っています。他にも各部所にそれぞれ適した木材が使われていて、木材がそれぞれの役割を果たしている造りになっているそうです。
再び、西畑社長登場で話は盛り上がります。200年の思いを調査していた犬伏先生、その思いを見事現代に復元した西畑社長、今後200年・・400年・・と受け継がれ残っていって欲しい建物ですね。このすばらしい建物を是非皆様にも実際に見て、触れていただきたい。
ということで、完成見学会があります明日11/2【日】
時間:10:00〜17:00
お問い合わせは西畑建設まで!(tel 089-986-1397)